シャープの加湿空気清浄機「KI-WX70」が気になって調べていると、前モデルの「KI-UX70」も見つかって、どちらを選べばいいのか迷いますよね。
「新型のKI-WX70を選んだほうがいい?」
「型落ちのKI-UX70でも十分?」
「価格差があるなら、価格が低いほうを選んでも大丈夫?」
新型と型落ちを見比べるときは、このあたりが特に気になるところです。
シャープ公式では、2026年度モデルのKI-WX70について、2025年度モデルのKI-UX70との違いが案内されています。
実際に2機種の仕様を見比べてみると、最大加湿量や本体サイズなどには共通点が多く、注目したい違いのひとつが集じんフィルターです。
新型KI-WX70には「nanoHDフィルター」、型落ちKI-UX70には「静電HEPAフィルター」が搭載されています。
そのため、「新型だからすべての性能が大幅にアップした」というより、変わった部分と変わっていない部分を分けて考えたほうが選びやすい2機種です。
この記事では、KI-WX70とKI-UX70の違いと共通点を整理しながら、それぞれどんな人に向いているのかを分かりやすく紹介します。
新型にするか、型落ちにするか迷っている方は、購入前の判断材料にしてみてください。

KI-WX70とKI-UX70の違いをチェック
KI-WX70は2026年度モデル、KI-UX70は2025年度モデルです。
シャープ公式の仕様確認ページでも、KI-WX70の前モデルとしてKI-UX70が案内されています。
まず押さえておきたいのは、新型になったからといって、すべての性能や機能が大きく変わったわけではないということ。
最大加湿量や本体サイズ、プラズマクラスターなど、共通しているところも多くあります。
そのため、
「新型だからKI-WX70」
「型落ちだからKI-UX70」
と決めてしまうよりも、まずは実際に何が変わったのかを確認することが大切です。
そのうえで、購入時の価格差と照らし合わせてみると、自分に合ったほうを判断しやすくなります。
KI-WX70とKI-UX70の違いを表でチェック
まずは、購入するときに確認しておきたいポイントを見比べてみましょう。
| 確認ポイントKI-WX70KI-UX70 | ||
|---|---|---|
| モデル年度 | 2026年度 | 2025年度 |
| 集じんフィルター | nanoHDフィルター | 静電HEPAフィルター |
| 集じんフィルター交換目安 | 約10年 | 約10年 |
| 最大加湿量 | 750mL/h | 750mL/h |
| プラズマクラスター | NEXT | NEXT |
| プラズマクラスター適用床面積の目安 | 約16畳 | 約16畳 |
| 空気清浄時の最大風量 | 7.0m³/分 | 7.0m³/分 |
| 8畳の清浄時間 | 9分 | 9分 |
| 本体サイズ | 幅395×奥行265×高さ650mm | 幅395×奥行265×高さ650mm |
| 質量 | 約12kg | 約12kg |
| タンク容量 | 約3.2L | 約3.2L |
こうして並べてみると、2機種には共通する仕様がかなり多いことが分かります。
「新型と型落ちだから性能もかなり違うのかな」と思っていた方にとっては、少し意外かもしれません。
だからこそ、今回の確認では「何が同じなのか」も大切です。
基本スペックが自分にとって十分なら、KI-UX70を選ぶ余地があります。
一方で、共通部分が多いからこそ、変更された集じんフィルターを重視してKI-WX70を選ぶという考え方もできます。
それでは、違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
違い① KI-WX70は「nanoHDフィルター」を搭載
新型KI-WX70では、集じんフィルターに「nanoHDフィルター」が採用されています。
一方、型落ちとなるKI-UX70に搭載されているのは「静電HEPAフィルター」です。
今回の新旧モデルでは、まず確認しておきたい違いです。
シャープによると、KI-WX70に搭載されているnanoHDフィルターは、0.003μmの超微細粒子を99.9%以上捕集するとされています。
ただし、この数値を見るときには注意点があります。
これはフィルター単体での除去性能を示したもので、部屋全体に対する除去性能を示すものではありません。
空気清浄機の性能については、試験条件を無視して「これだけ取れる」「使用環境を問わずきれいになる」と考えないことが大切です。

とはいえ、新しい集じんフィルターが採用されたことは、KI-WX70を選ぶうえで分かりやすいポイントになります。
たとえば、
「せっかくこれから買うなら、新しく採用されたフィルターを選びたい」
という方なら、KI-WX70に魅力を感じやすいでしょう。
一方で、KI-UX70の静電HEPAフィルターも交換目安は約10年です。
「nanoHDフィルターでなければ困る」というわけではなく、これまでの仕様で十分だと感じるなら、KI-UX70も選択肢に残ります。
ここで見たいのが価格差です。
仮に2機種の価格がほとんど変わらなければ、新しいnanoHDフィルターを搭載したKI-WX70を選びやすくなります。
逆にKI-UX70の価格がかなり下がっているなら、
「この価格差なら静電HEPAフィルターのKI-UX70でも十分」
と考えることもできます。
つまり、フィルターの違いだけを見るのではなく、実売価格とセットで考えるのがポイントです。
違い② 基本スペックには変わっていない部分も多い
新型と型落ちを見ていると、
「フィルター以外にも、いろいろ性能がアップしているのでは?」
と思うかもしれません。
ですが、公式仕様を確認すると、KI-WX70とKI-UX70には共通する部分も多くあります。
たとえば、どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載。
プラズマクラスター適用床面積の目安は約16畳です。
最大加湿量も750mL/hで共通しています。
さらに、本体サイズはどちらも幅395×奥行265×高さ650mm、質量は約12kg。
空気清浄運転時の最大風量も7.0m³/分で、8畳の清浄時間は9分となっています。
新型KI-WX70になったことで、本体がコンパクトになったり、最大加湿量が大きく増えたり、空気清浄時の最大風量が大幅に上がったりしたわけではありません。
この点は、型落ちKI-UX70を検討している方にとって大切な判断材料になります。
「型落ちだと性能面でかなり妥協するのかな?」
と心配していた方も、まずは自分が重視する項目を見てみてください。
共通している部分が自分にとって十分なら、KI-UX70でも候補になります。
反対に、
「基本スペックが近いなら、これから買うものだし新しいフィルターのKI-WX70を選んでおきたい」
という考え方もできます。
どちらを選ぶかは、何を重視するかによって変わってきます。
違い③ KI-WX70とKI-UX70の価格差もチェック
新型と型落ちを選ぶときに、やはり外せないのが価格です。
特に今回の2機種は共通する仕様が多いため、価格差は購入判断にかなり影響しやすいポイントです。
実際の販売価格はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、販売店や時期によって変わります。
そのため、この記事を読んでいる時点での価格を確認して見比べるのがよいでしょう。
ここで気をつけたいのが、
「型落ち=常に新型より価格が低い」
とは限らないことです。
型落ちモデルは値下がりして価格面で選びやすくなることがありますが、在庫が少なくなると販売価格が安定しなくなることもあります。
反対に、新型でもポイント還元やショップ独自のセールなどによって、実質的な価格差が小さくなる場合があります。
そこで、価格を見比べるときは、
「KI-UX70はどのくらい価格が低いか」
だけを見るのではなく、
「その差額で何が変わるのか」
まで考えてみてください。
今回であれば、判断材料のひとつになるのがnanoHDフィルターです。
たとえば価格差がそれほど大きくなければ、
「この差なら新型KI-WX70にしておこう」
と判断しやすくなります。
一方でKI-UX70が大きく値下がりしているなら、
「共通する基本性能がこれだけあるなら、型落ちを選んだほうが自分には合っている」
という判断も十分ありです。
個人的には、この2機種は価格だけで価格が低いほうを選ぶより、
「価格差を確認する → その差額を払って新しいフィルターを選びたいか考える」
という順番で見ていくと整理しやすいと感じます。
KI-WX70とKI-UX70の共通点もチェック
ここまで違いを見てきましたが、新型と型落ちを見比べるときは「変わっていないところ」も重要です。
特に型落ちKI-UX70を検討している方は、
「新型にしないと使えない機能が多いのか」
が気になりますよね。
KI-WX70とKI-UX70には共通する仕様も多いため、ひとつずつ確認していきましょう。
どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載
KI-WX70とKI-UX70は、どちらもシャープの「プラズマクラスターNEXT」を搭載しています。
プラズマクラスター適用床面積の目安も、どちらも約16畳です。
つまり、
「KI-WX70になって初めてプラズマクラスターNEXTが搭載された」
という違いではありません。
プラズマクラスターNEXTを搭載したモデルを探しているという理由だけなら、KI-UX70も候補になります。
なお、プラズマクラスターによる各種試験結果については、それぞれメーカーが定めた試験条件があります。
実際の使用空間とは条件が異なる場合があるため、詳しい試験内容が気になる場合はシャープ公式の試験内容も確認しておくと安心です。
最大加湿量はどちらも750mL/h
最大加湿量も、KI-WX70とKI-UX70で共通しています。
どちらも最大750mL/hです。
加湿適用床面積の目安は、プレハブ洋室で~21畳、木造和室で~12.5畳。
タンク容量も約3.2Lです。
「新型になったなら、加湿能力も上がっているのでは?」
と思っていた方は、この点を確認しておきましょう。
加湿性能を重視している場合、少なくとも最大加湿量という数字だけでKI-WX70を選ぶ理由にはなりません。
KI-UX70も同じ750mL/hとなっています。
ただし、実際の加湿量は部屋の広さや構造、温度、湿度などによって変わります。
スペック上の数字は、使用する部屋に合うかを判断するひとつの目安として見るのがよいでしょう。
本体サイズ・タンク容量も同じ
本体サイズは、KI-WX70とKI-UX70のどちらも、
幅395×奥行265×高さ650mmです。
質量は約12kg、タンク容量も約3.2Lで共通しています。
そのため、新型になって大きくなったり、小さくなったりしたわけではありません。
空気清浄機は、一度設置すると同じ場所で長く使うことも多い家電です。
「思っていたより大きかった」とならないように、購入前には置き場所を測っておくと安心です。
特に奥行きだけでなく、周囲に必要なスペースも含めて設置場所を確認しておきましょう。
新旧モデルでサイズが同じなので、置き場所を理由にどちらかを選ぶ必要は基本的になさそうです。
COCORO AIRにも両モデルが対応
KI-WX70とKI-UX70は、どちらも無線LAN機能を備え、シャープのクラウドサービス「COCORO AIR」に対応しています。
スマートフォンとの連携を使いたい場合も、
「新型KI-WX70でなければ対応していない」
というわけではありません。
こうして見ていくと、KI-UX70にも新型と共通する部分がしっかり残っています。
新旧モデルでは新しくなったところばかりに目が向きがちですが、自分が使いたい機能が型落ちにも搭載されているなら、それは大きな判断材料になります。
新型KI-WX70が向いている人
ここまでの内容を踏まえると、新型KI-WX70は次のような方に向いています。
・新しく採用されたnanoHDフィルターを重視したい
・これから購入するなら新しいモデルを選びたい
・KI-UX70との実売価格差がそれほど大きくない
・多少価格が高くても、新しくなった部分に魅力を感じる
特に分かりやすい判断ポイントはnanoHDフィルターです。
最大加湿量や本体サイズなどには共通点が多いため、今回の新旧モデルでは「変更された部分をどのくらい重視するか」が選択のポイントになります。
また、これから購入して長く使うことを考えて、
「価格差が小さいなら新しいほうを選んでおきたい」
という方もKI-WX70を選びやすいでしょう。
ただ、新型というだけで無理にKI-WX70を選ぶ必要はありません。
大切なのは、実売価格差に納得できるかどうかです。
販売価格を確認して、
「この差額ならKI-WX70にしたい」
と思えるのであれば、新型を選ぶ理由がはっきりします。
型落ちKI-UX70が向いている人
一方、型落ちKI-UX70は次のような方に向いています。
・型落ちをできるだけ価格を抑えて購入したい
・最大750mL/hの加湿性能で十分
・プラズマクラスターNEXTを搭載していれば問題ない
・nanoHDフィルターには強くこだわらない
・KI-WX70との価格差が大きければ価格を優先したい
KI-UX70は前モデルですが、最大加湿量750mL/h、プラズマクラスターNEXT、約3.2Lのタンクなど、新型KI-WX70と共通する仕様が多くあります。
「型落ち」という言葉だけを見ると性能面が気になるかもしれませんが、実際には何が違って何が同じなのかを見ることが大切です。
自分が必要としている機能がKI-UX70にもそろっていて、なおかつ価格がしっかり下がっているなら、型落ちを選ぶメリットは大きくなります。
特に、
「フィルターの違いより価格を優先したい」
という方なら、KI-UX70はチェックしておきたいモデルです。
ただし、型落ち品は在庫が減ってくると、販売店やカラーの選択肢が少なくなる場合があります。
常に新型より価格を抑えて買えるとも限らないため、購入するタイミングでKI-WX70と価格を見比べてみてください。
KI-WX70とKI-UX70は結局どっちがいい?
ここまで見てきても、
「結局、自分ならどちらを選べばいいの?」
と迷ってしまうかもしれません。
そんなときは、難しく考えすぎず、まず次の2点で考えてみてください。
① nanoHDフィルターを重視するか
② KI-WX70とKI-UX70の価格差はいくらか
新しく採用されたnanoHDフィルターに魅力を感じるなら、KI-WX70が候補になります。
特に価格差が小さい場合は、新型KI-WX70を選びやすくなるでしょう。
一方、
「プラズマクラスターNEXTが使えて、最大加湿量750mL/hなら十分」
という方なら、KI-UX70も有力な候補です。
KI-UX70が大きく値下がりしていれば、型落ちを選ぶメリットも感じやすくなります。
つまり、
新しくなった部分を重視するならKI-WX70。
共通する基本性能で十分で、価格を重視するならKI-UX70。
というのが、ひとつの分かりやすい選び方です。

個人的には、今回の2機種は「新型か型落ちか」だけで決めてしまうより、
フィルターの違いにどこまで魅力を感じるか+購入時の価格差
この2つをセットで考えるのが選びやすいと感じます。
数千円程度の差なのか、もっと大きな差があるのかでも判断は変わってきます。
そのため、最後はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、現在の価格を一度確認してから決めるのがよいでしょう。
また、
「KI-WX70のほうが自分には合いそう。でも、本当に買って後悔しないかな」
と気になっている方は、価格やスペックだけでなく、利用者の感想やデメリットも確認してから決めると判断しやすくなります。
KI-WX70についてもう少し詳しく知りたい方は、「KI-WX70の利用者の感想・評判やデメリットをまとめた記事」も参考にしてみてください。
KI-WX70の使い勝手や運転音、お手入れなども含めて検討したい方は、KI-WX70の口コミ・評判まとめも参考にしてみてください。
KI-WX70とKI-UX70の違いまとめ
KI-WX70とKI-UX70を見ていくと、注目したい違いのひとつは集じんフィルターです。
新型KI-WX70には「nanoHDフィルター」、型落ちKI-UX70には「静電HEPAフィルター」が搭載されています。
一方で、
・プラズマクラスターNEXT
・最大加湿量750mL/h
・プラズマクラスター適用床面積の目安 約16畳
・水タンク容量 約3.2L
・本体サイズ
・質量
・空気清浄時の最大風量
・COCORO AIRへの対応
など、共通するところも多くあります。
そのため、
「新型だからKI-WX70のほうがいい」
と単純に決める必要はありません。
新しく採用されたnanoHDフィルターを重視したいなら、KI-WX70。
共通する基本性能で十分で、KI-UX70が価格を抑えて販売されているなら、型落ちも候補になります。
迷ったときは、
「機能差を見る → 現在の価格差を見る → その差額に納得できるか考える」
という順番で見ていくと選びやすいです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで現在の販売価格も確認しながら、自分に合ったほうを選んでみてください。
本体価格だけでなく購入後のランニングコストも確認したい方は、KI-WX70の電気代を1ヶ月・24時間運転で計算した記事もあわせて確認してみてください。

